水無月演奏会を振り返る
水無月演奏会から1週間が経ち、演奏の録画を見ながら色々思ったことをサッカーW杯を見ながら書いてしまいました、3年の中村です。
まず、水無月演奏会に足を運んでくださった方々には心から感謝を申し上げます。天候が悪く、他の関東学生三曲連盟加盟校の演奏会とも日程が重なってしまったりと条件が悪い中でしたが、そんな中で虚竹の演奏会にきてくれた方々には感謝しかないです。やはり人に見られる演奏っていうものは緊張しますが、その分達成感も大きいので。
もうすでに水無月演奏会も3度目になり、尺八を吹き始めて2年半が経った事実に驚きを隠せないです。今となっては定期演奏会に人が何十人も来てくれることが当たり前ですが、私が虚竹に入る前は客の数が三人、なんていう時もあったらしいです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、虚竹が部員を増やし上達したのはとある偉大な先輩のおかげです。そして、今年はその虚竹を大きく変えてくれた先輩が卒業されてから迎える初めての年で、まさに「新生メンバー」のみで構成された演奏会でもありました。曲目を見ていただくとピンとくる人もいるかもしれませんが、3年生たちが演奏した「土声」「哀歌」「風雲」「涼流」などは、難易度が高くかなり挑戦的な選曲でした。
しかし、この選曲の裏には私たち3年生の強い気持ちがあると思ってます。
「先輩に今まで頼ってきた自分達ではなく、これからは執行代として自分達の演奏で頑張るんだ。そして、先輩を見返してやるんだ」と。
そして、演奏の手応えはそれぞれ違いましたがこの挑戦的な曲にそれぞれ真剣に挑んで吹ききったことが自分達の自信に繋がったのではないかなと思います。去年の師走から比べたらみんな上達してるし。
自分の演奏に関しては正直至らない点が多く、満足していないです。特に私は4曲も抱えてしまい、全ての曲が手付かずになってしまいました。始めて演奏会で悔し涙が出ました。アンケートに書かれたお褒めの言葉が嬉しくもありながら、「こんなもんじゃないのに」という悔しさもありました。自分の課題もたくさん浮き彫りになった演奏会でした。
次の演奏会は11月下旬に大隈講堂でやるっぽいです。ついに100周年記念演奏会です。予定ではプロの演奏家やOBOGを呼んだりとかなり派手にやるつもりなので、楽しみにしていてください。それまでには上達したいなあ
あと、全体合奏の「バンブーダンス」がとてもエモい(※)ので動画載せておきます。演奏会に来れなかった人もぜひ見てください。
バンブーダンス、エモエモのエモですわぁ
※エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本語の形容詞。 感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき、「うまく説明できないけど、良い」ときなどに用いられる。
中村
0コメント